推薦文

　田上哲夫先生

　君は小生が虎の門病院に赴任して以来約 16年来の付き合いで朝から晩まで共に仕事をしてきました。その間、透析、病棟、外来のみならず学会活動に至るまで若手研修医の良き鏡であり、一歩病院を離れると医師のみならず看護士や臨床工学士をまで飲み屋に引き連れ悩みを聴いて解決する清涼剤でした。
　君が小生と袂を分かつと聞いた時、両腕をもぎ取られた断腸の思いでしたが、時が経つにつれ君の偉大さを実感しました。現在職場が変われど、心の通いは未来永劫続けてゆきたいものです。

2009年6月12日
虎の門病院　腎センター
部長　　乳原 善文

推薦文

　地域での透析医療の充実を目標に掲げられて透析治療にかかわられています優人クリニック院長・冨田兵衛先生とともに、田上哲夫先生が、大泉学園クリニックを開設されました。開院に際しまして、ともに腎臓病の診療にかかわってきました仲間からメッセージをお贈りいたします。
　このクリニックの診療にかかわられる院長の、田上哲夫先生を御紹介することで、このクリニックのめざす診療の姿勢をよりよく、御理解いただけるものと思います。
　田上先生は、虎の門病院で、腎炎から腎不全、透析療法（血液透析から腹膜透析などすべての透析治療）さらに移植までと、腎臓病のあらゆる時期、あらゆる種類の腎臓病の診療に長くにわたってかかわってこられていました。
　ですから透析が必要となる前から、導入の時、導入して間もない方や、４０年以上の長期の患者さんの合併症も熟知されています。このような多くの実践の経験とともに、患者さんの目線で患者さんの気持ちを理解でき、また充実した社会生活に向けて、個々の患者さんに合わせたより良い透析治療を、患者さんに提供されることの出来る医師でもあります。まさに全人的治療で腎臓病の患者さんを診られることのできる先生です。
　透析治療のみでなく、腎炎から腎不全までと、腎疾患に関しての地域医療も目指されています。
　透析が始まったばかりの方、このクリニックに移られて長期透析を継続されるかたがた、このクリニックでこれから透析をうけられる皆様が、よりよい透析治療とともに、充実した社会復帰と心豊かな日常生活で、自立されますとともに、透析クリニックの医師はじめスタッフの皆様との共生で、よりすばらしい日々をすごされますことを祈念申し上げております。

虎の門病院　腎センター
前部長　　原 茂子

推薦文

田上哲夫先生

　開院おめでとうございます。

　虎の門病院での研修医時代、腎センターのスタッフとして過ごした期間を通して、患者さんに対する先生の真摯な診療態度を目の当たりにしてきました。これは普通の医師への褒め言葉ですが、先生は更にその上の域に達しています。同僚や後輩医師のみならずあらゆる医療スタッフに気を配り、職場内外での円滑な人間関係を築き上げるその才能には嫉妬すら覚えています。
　患者さんと医療スタッフが豊なコミュニケーションをとれる治療環境が田上先生を中心に広がっていく事を祈念しています。

横浜栄共済病院
香取 秀幸