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塩分と水分(6g/日以下)について

 透析患者さんの食事指導で、塩分と水分管理は最も重要な管理ポイントとも言えます。

 食塩の摂取過剰は水分の過剰へとつながり、水分を過剰摂取すれば、食塩も過剰へとつながります。すなわち体重増加(体液の貯留))へとつながるのです。

 血液のナトリウム量の濃度は1L中に約140mEqです。塩分に換算すると1L水分あたり8gの塩分に相当します。

水分摂取:注意したいこと 控えたいこと

◇ 1日に飲む量を決めて飲む。

◇ 冷たい物でとらないようにする。喉こしが良いと、つい飲み過ぎてしまいます。

◇ スープ類はやめる。塩分と水分の過剰につながります。

◇ 水分の多く含む料理=麺類などは控えていきましょう。焼うどん、焼きそば、ビーフンへと変えていきましょう。

◇ お茶漬け、おかゆ、雑炊、ラーメンなど水分を多く含む料理を控えましょう。

◇ 濃いお茶、玉露、お抹茶、インスタントコーヒーなどはカリウムが多く含みます。

◇ 甘い飲み物で水分を摂取すると、さらに水がほしくなります。水分は甘くない物を利用しましょう。

◇ 鍋料理を控えます。水分摂取を増やすことになる。

◇ サラダ類は、野菜に付着の水分をしっかりとりましょう。水分摂取を控えることができると同時に、ドレッシング量も控えることができ、塩分摂取も控えることにつながります。

◇ 野菜の和え物など、十分茹でた野菜は水気をしぼることが大切です。塩分も少なくて済みます。

◇ 料理は、揚げ物、炒め物、ソテーなど油を使った料理をふやしましょう。

◇ なるべく加熱して水分を減らすことができるものを増やして下さい。エネルギー摂取にもつながりおすすめです。

塩分摂取:注意したいこと 控えたいこと

◇ ハム、ウインナー、練り物、チーズ、小魚、干物、など加工品の摂取を控えましょう。

◇ 佃煮、漬物など塩蔵品の摂取をやめます。

◇ スープ、汁物は、水分と塩分の過剰摂取につながります。具だけ食べるというが、水分も絡まってくるので、控えることがおすすめです。

◇ 減塩調味料を使う。減塩しょうゆ、減塩味噌、減塩ソース、減塩ケチャップetc

◇ 生姜、ねぎ、しその葉、カレー粉、酸味、こしょう、七味唐辛子、わさび、からしなど、減塩の助けになる香味野菜、香辛料、調味料などを活用していきましょう。

◇ 煮物より、「つける」「かける」など直接味を感じる料理を主に利用していきましょう。

◇ 揚げ物、ソテー、炒めるなど、油を使った料理で香ばしさを活用します。減塩の助けになります。

◇ スナック、揚げせんべい、せんべい、みたらし団子、クラッカー、バターピーナッツなど塩分を含むお菓子にも注意しましょう。

◇ メインに比較的しっかり味をつけ、副菜の味付けを薄くするなど、料理にメリハリをつけます。食欲を損なわないよう献立作りにひと工夫できるでしょう。

◇ 塩分は計って使います。計量スプーンなどの利用をおすすめします。

◇ 主食である、パン、麺類にも塩分を含むものもあります。覚えておきましょう。

◇ 和風の調味料の方が、洋風の調味料と比べて塩分を多く含んでいることを覚えておきましょう。(例:ポン酢大さじ1=塩分5ℊ  マヨネーズ大さじ1=0.3ℊ)


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